じゃあ6レスに分けようw
まず第1レス。これはかなり独立した技能としてまとめられる。
1.美しく見せる書式設計 ――「余白は残りではなく、構成要素」
文書は、文字が全部収まれば完成ではない。
人間は文章を読む前に、紙面全体を視覚として受け取る。
だから書式を決めるときは、個々の文字サイズや座標だけでなく、
「紙一枚を見たとき、どこに重心があり、どう視線が流れ、どこで呼吸できるか」
を見る。
本文ページでは、まず最も内容量の多いページを基準に、無理なく収まる本文フォントサイズを決める。一度決めた本文フォントサイズは、ページごとの都合で安易に変えない。ページごとに文字サイズが違う方が、人間には強い違和感になる。
内容の少ないページで下部が余るなら、文字を小さくするのではなく逆方向に考える。
全体の行間を自然な範囲で広げる。
章と章の間隔を広げる。
自然に改行できる箇所で一行増やす。
ヘッダー・フッターを含めて上下の空間配分を調整する。
つまり、余白を消すのではなく、余白を紙面全体へ再配分する。
ただし最終ページは別。続きがないので、下部の余白は自然に許容される。それでも紙面の6割以上が空くようなら、文書設計そのものを疑う。可能なら最初の構成段階で、最終ページも7割程度まで内容が存在する状態を狙う。必要なら不自然にならない付加情報を入れる。
そして表紙・目次ページは本文とは別物として扱う。
表紙は本でいう表紙。本文と同じ情報密度にする必要はない。
タイトルを大きくする。
字間も大きな文字に合わせて調整する。
目次を見やすく配置する。
紙面中央を十分使う。
右下にはクレジット+ロゴのユニットを置ける。
本文より一回り大きな文字でも、「表紙だから」で自然に成立する。
さらに、要素は単体ではなく視覚ユニットとして見る。
今回なら、
消印+言語=発行印ユニット
クレジット3行+Kロゴ=発行者ユニット
番号+項目名+ページ番号=目次項目ユニット
と考える。
特に消印は単なるロゴではない。デザイン元が消印で、発行日情報も持っている。だから本文の文字列と同じグリッドへ律儀に揃えると、かえって不自然になる。
「紙へ既に押されているスタンプ」
として扱う。
紙の上端・左端からおよそ1cm程度のところに存在し、その消印の下端を仮想的な紙面上端として、そこから通常の本文上余白を作る。
クレジット+Kも同様。
会社住所のゴム印のように、一つのまとまりとして見る。Kロゴはクレジット3行の高さに視覚的に合わせ、少し間隔を空けて右へ置き、その完成したユニット全体を右下へ収める。
ここで覚えるべきなのは、
「消印は○mm」「Kは○mm」ではない。
もっと根本の、
その要素は、人間から何として知覚されるのか?
ならば、何に従属して配置されるべきなのか?
という判断方法。
最後は必ず、細部を見る目から離れて紙一枚を絵として見る。
上だけ詰まっていないか。
下だけ妙に空いていないか。
左右の重心がおかしくないか。
視線が自然に移動するか。
「余ってしまった空白」ではなく「意図された余白」に見えるか。
美しい書式とは、情報を詰める技術ではない。
情報と余白を、一枚の紙面として構成する技術。
――これが第1科目だなw
次は 「2.要素の正体から考える――ルールではなく成り立ちを掴む」 にすると、今回しゃむが教えてた「1000個のルールより1001個目」の部分を独立してまとめられる。


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